1.まずは病院選びから
包茎を治すには、専門の病院でベテランの医師に手術をしてもらうことが大切です。他の病院で手術をした結果が思わしくなく、当院を訪れる患者さんが多いことに鑑みると、病院選びは慎重に行う必要があります。
包茎を治すには、専門の病院でベテランの医師に手術をしてもらうことが大切です。他の病院で手術をした結果が思わしくなく、当院を訪れる患者さんが多いことに鑑みると、病院選びは慎重に行う必要があります。
現在、包茎手術はレーザーメス式、クランプ式、金属メスによるマニュアル式のいずれかで行われています。
温度千数百度の熱線でカットしていく方法で、切断と同時に切り口を焼き付けるので出血は少なく、尖圭コンジローマやアザの治療、メスが入りにくい内臓疾患の手術などでは、ある程度の効力を発揮しますが、傷跡が汚いとの理由で包茎手術には、今日あまり使われなくなってきました。
丸いコーンを亀頭と包皮の間にはめ込んで、皮を引っ張った状態に維持して、亀頭の根元にベースプレートという台座で伸ばした状態の皮を締め付けて固定し、余った部分の皮をカットしていく方法で、仮性包茎の人には適していますが、コーンの大きさに限りがあり、ペニスのサイズに合わない場合もあります。
医師自身の技術によって執り行われる手術で、ペニスの正常時と勃起時の包皮の余りを計算して行うもので、経験と熟錬を要する方法です。
当院では、包茎手術はマニュアル式で行なっています。また最近では金属メスに替わって、美容外科領域で注目されている高周波ラジオ波メスを導入しよりきめ細かい手術が可能になりました。
包茎の程度は千差万別です。人に相談できずに一人で悩んでいる場合が多いです。当院では院長が責任を持って患者さん本人の希望も聞きながら、専門医の経験に基づいた手術方法やいろんな疑問を納得がいくまで丁寧に説明いたします。
まず当院の診察時間内に一度おこしください。
遠方の患者さんや、時間がなくて事前に来れない方は電話でご相談ください。
※手術は原則として相談の上13時ごろから始めます。健康保険が適用される場合があるので、念の為、健康保険証をご持参ください。 但し美容外科的手法による手術(当院で一般的に行っている包茎手術)をご希望の場合は 自費診療になります。
手術終了まで |
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精密な手術のため、約50分から1時間かります |
手術費用 | 110,000円(税込) |
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クスリ代、消毒セット、診察料を含んだ料金です |
包茎手術で一番大事なポイントは、手術跡ができるだけ他人に判らないようにすることです。そのため、切開の傷跡を亀頭側の内側へまくれ込ませて隠してしまう精密手術を施します。長年の手術経験に加え、人それぞれのペニスの正常時と勃起時両方の場合を考慮しながら、ミリ単位でデザインカットするのです。また、縫合に使用する糸は『自己融解性』という、14日ほどで自然に溶けて取れてしまう糸を使っていますので、抜糸の必要もありません。
しかし最近傷跡を目立たなくするために、亀頭にできるだけ近いところで縫合する手術をする医療機関があります。この手術では外側のやや黒い陰茎皮膚からいきなりピンクの亀頭に移行するのでかえって不自然ですし、それよりも包皮小帯(俗に言う裏スジ)まで切ってしまうことになり非常に問題です。 この包皮小体は非常に性感の強い部分ですのでできるだけ残したほうがよいのは言うまでもありません。
手術をしたために不感症になったでは笑い話にもなりません。
最高の技術と最新の設備、そして豊富な経験が、グレードの高い包茎手術を可能にします。もし時間に余裕があれば、手術の翌日に病院で消毒を受けてください。術後1日目は腫れや止血の状況に個人差があり、医師の責任として診察しておきたいのです。 費用は別にいただきません。
手術終了から2時間程たつと麻酔が切れて患部に痛みを感じてきたら、痛み止めの薬を飲みます。今まで包皮で覆われていた亀頭が露出して、パンツに当たると違和感が出てきますが、2~3週間で慣れます。術後7日間は1日1回包帯の取り替えをして、傷口に刺激を与えないようにします。手術後、交換用の包帯と消毒液を渡します。取り替えは簡単です。また1週間抗生物質と3日間止血剤を渡しますので、服用してください。例の『自然溶解糸』は段々と取れていきます。入浴はシャワーなら術後2~3日目からOKです。2週間程たつと傷口も安定してきますが、それまで激しいスポーツは厳禁です。それから更に1週間は様子を見ながら、初めはマスターベーションで“ニュー感覚”を確かめてから、通常の性生活に入りましょう。アフターケアは非常に大事なことです。
精子は副睾丸で作られ、精菅というパイプを通って膀胱の裏にある精嚢という袋に蓄えられます。
パイプカットとは精子が送り出される『精管』を切断して、精子を放出させないようにする男性避妊手術のことです。この手術を受けようとする人は既に何人かの子供を設けており、これ以上子供を希望しないと決めた人、重度の先天異常を有しており、遺伝性疾患が考えられる人、医師の判断で、避妊が必要とみなされた人などが考えられます。パイプカットしたからといって、精液が出ないということはありません。ここを勘違いしている人が時々いますが、精液はちゃんと出るし、放出する射精感というものも失われません。精子が含まれていないということ以外、何ら今までと変わるところはないのです。
パイプカットはペニスの部分を切開するのではなく、陰嚢にある精管を切り離して精子が通わなくしてしまうのです。ただし、ご存じの通り睾丸は左右にあるので、左右両方をそれぞれカットすることになります。
まず局所麻酔をして、陰嚢の皮膚左右二か所を小切開し、精管を外へ出してきて、両端を糸で結んでから切断します。あとは陰嚢の切開部分を10分程器械で圧迫すると自然に塞がるので、縫合はしません。したがいまして抜糸の必要がなく、以上で終わりです。
手術終了まで |
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約20分 |
手術費用 | 88,000円(税込) |
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包茎手術の場合と同じように、術後2日目よりシャワーを浴びてもかまいません。
性生活は、その後変な痛みが生じていなければOKですが、ここで重要な注意事項を申し上げておきます。パイプカットしたての時は、まだ精嚢に以前の精子が残留しているので、妊娠させる可能性があり要注意です。
そこで予防策ですが、手術後、通常の性生活に入る前に、せめて最低5回程度のマスターベーションか避妊行為(コンドームの使用や膣外射精)をしてください。ご心配なら精液検査をその時点でさせていただきます。
<遠方の方は検体をクール宅急便で送っていただいても構いません。>もちろん検査の費用はいただきません。パイプカットをしたからといっても、その瞬間から安全ではないことを理解してください。
パイプカットの手術にあたっては「男性避妊手術同意者」が必要になります。 手術の前に配偶者により記名、押印いただいた同意書をお持ちください。 なお独身の方はご本人の意思だけで結構です。